…………どっちでもいいんだよ。[カビるのもひからびるのも大差ないと己のミスをそんな言葉で誤魔化しながら胸を張るかのような満足げな仕草には呆れ返った。][くるりと舞う風はそっと地上から熱を奪う。小さく震えたマーゴットを見下ろした。>>1:497それは何かを怖がるようにも見えたから、自分の領分ではないと知りながらもするりと潜るようにして重ねられた指を拳を開き、優しく握って、それは己を落ち着かせる意味も多少、含まれていたが] ……いや。 行こう。[マーゴットを彼女の家まで送っていった。]
(23) 2015/05/13(Wed) 06時半頃