−"敵"と認識して−
[逃げなきゃ。逃げなきゃ。なんで、足が動かない!?自分の意志に反して足はがくがくと震えるのみ。今まさに、なんて言葉を向けられればなんとなく察してしまい、さっと青ざめる]
…ハッフルパフに…、俺たちの寮に何をしたん、ですか。
[震える声での問いの中、怯えの中に混ざるのはほんの僅かな敵意。既にオスカーは、この目の前の青年を敵だと認識している。それに彼は気付いているかもしれない]
[案の定、「どうした」なんて声を掛けられ笑みを向けられれば(>>22)。その笑みが好意になんてよるものでは無いと察して、ひっと小さく悲鳴を上げる]
[逃げたいのに、相変わらず身体は硬直したまま。それは宛ら、猫に睨まれた小さくて弱い鼠のように。杖の先を向けられれば露骨に見せられた敵意に怯えて一歩、後ろへ]
せ、正義…?
[突然の問いに意味が分からないといった風に、怯えた顔のまま首を傾げれば、彼はどんな反応をしたか*]
(23) 2015/02/10(Tue) 20時半頃