……ッふぁ、……ん、……っふ、……
[舐めるだけでは足りず、片手を直円の茎に添え、もう片方の手で下肢を晒し、己の自身をゆるゆると扱き始める。
>>15直円に声を掛けるキルロイにその痴態が見えたとて、気にすることはない。
だが、何度もお預けを食らうのは本意ではない。
舌先からとろりと糸を引きながら、直円のものから舌を離す。
その熱源に懐くよう、身を屈める姿勢はそのままに、視線だけが動いて。]
……ヤナギを、放っておいて良いのか?
[かつての幼馴染に向けるのは、直円に向ける甘ったるい声ではなく、以前と何ら変わらない落ち着いたもの。
休憩室を出ても、既に直円の魔力はこの本部に満ちている。
天秤を大きく傾けているとはいえ、未だ理性のあるヤナギが一人でいれば、壁から這い出る触手に襲われるのは必至だ。
真紅に染まる双眸でキルロイを見つめ、その判断を観察する。
その間も、片手は直円の性器に絡めたまま。*]
(22) 2016/06/17(Fri) 15時半頃