え?うん、そうだね。放送室だと思う、けど、えっ行くの放送室?!こここ、こわくない?!
[別にお化けが怖いとかそういうんじゃない絶対に違う。由良の問いかけに声を裏返しながら答えた。>>6
奇妙な現象が起きている中心地へ行くなんて絶対嫌だ、怖い。やだ。
しかし、ここで一人保健室に残される方が恐ろしい。そしてまた、由良を一人この気味の悪い校舎で彷徨わせるのも不安だった。]
俺も行く。一人じゃ危ないし、ついていく。
あとね……
[この空間を出てしまったらもういつもの距離感に戻らなければならない。
だから、最後にちょっとだけ…そう思って由良に背中にぎゅうっと抱き着く。照れくささが勝って、すぐに離れてしまったが]
っ!
さ、さあいこ!
[不安、寒気、違和感、全てを吹き飛ばすように元気よく声を上げてみた。
まだ、大切な友人が消えてしまったことには気付いていなかった**]
(22) 2014/04/08(Tue) 01時頃