[ らしくもなく感傷に浸っていると。 地上の人物、司から声がかかるのだ。>>16 たまこという響きが、野暮ったくて嫌いだった。 ましてや、“ タマ ”なんてペットみたい。 嫌だって言っても、司は変えてくれなくて。 あたしは渋々受け入れざるを得なかった。 ] やほー、司。 なに、って…ドラマ、見てたのよ。 あんたも案外モテるのねー。[ ひらりと手を振りながら、先ほどの光景を浮かべ。 何処かの誰が恋愛ドラマを見ていたことを、 あたしがもし知っていたら。>>18 同じね、って笑ったかもしれないけれど。 口元に弧を描いて、ちょっぴりからかった。* ]
(22) 2016/03/11(Fri) 22時頃