ふふ。そんな仕草も素敵だね。おや自身の美しさに気付かず、周囲を魅了するなんて、罪なお花さんだね、君は。君はとても美しい華だよ、スージー。[そう言って一歩踏み込めば、どこか疲れたよう様子を見て取り。]長旅で疲れたのかな?はっ、ごめんよスージー!今の私には傷付いたら君を抱き上げることができないんだ![ゆりと、彼女の荷物で塞がった両の腕を代わる代わる見比べて、青ざめた。]こんなことなら、あらかじめ特訓して、腕をもう二本ほど生やしておくべきだった!無力な私を許してくれ、スージー!でもっ![さらにぐぐっと一歩。真剣な瞳を彼女に向けて。]私は必ず戻ってくる。君をこの手に抱きしめるために!だから都合のいいことを言っているのは百も承知でお願いする。
(22) 2014/06/05(Thu) 20時頃