―5月10日早朝5時、街外れの空き地―
>>13 >>14
[自分に時間が与えられた事は、嬉しくもあり、困惑の対象でもあり。とはいえ、今自分に自由な時間が与えられるのならばどうするか?という問の答えは、自分にとって一つしかなかった]
ナユタさん…………ありがとう、ございます。
あたしに時間をくれるなら、遠慮なく、使わせてもらう。
[素直に礼を言った。
この人の事は、信用できる、と。一昨日チアキの話を聞いてから、そこを疑うつもりはない。勝ち目がないのが悔しいくらいで、彼等なら大丈夫だと、信じていた。
……だからこそ、彼が自分に告げたことは、信じたくなかった。ナユタの様子は、嘘をついているようには到底見えず。]
そん……な……[信じたくない、と言わんばかりに口に手を当て。
いや、しかし彼は「戻ってくる」とも言った。……それならば、まだ。]
そっか、………でも、戻っては来れる、んだ。
[なんとなく。なんとなく、だが、チアキは待つことは出来るだろうな、と思って。
だから、ショックではあるが、心配はせず。だからこその提案を、一つする]
(20) 2013/08/07(Wed) 13時半頃