[鼻を啜りながら頬の涙の後も袖で拭う、テッドのお陰で大分気分は落ち着いた]
テッド、ありがと。
アンタの事すっげー好きかも。
[掴んだ袖を引っ張り顔を近づけて囁く、テッドの反応には首を傾げてから笑顔で頷き]
ん、一緒に帰れたらそん時もいっぱい話そうね。
[照れた表情からすっと真剣な顔に戻る、そしてテッドの袖を離して顔を上げ深呼吸をしてから立ち上がり部屋中に聞こえる声で改めて告げる]
――アタシが、部室で言った事覚えてるだろ?
アタシは死者の魂に触れやすい体質なんだ、婆さんがイタコだかやってるせいみたいだけどさ。
……そんで、オバさんの魂に触れたよ。
オバさんは人間だ、鬼じゃない。
信じる信じないはあんたらに任せる、けどまだ鬼は3人、残ってる。
[テッドが止めようともしっかりと部屋のメンバーに告げれば脚は震えているのが他のメンバーにも確認出来ただろう]
(19) 2010/07/22(Thu) 18時頃