[ 眉を下げる彼女>>14に、「すまない」と一言添えて、ポケットのハンカチで刀の血を拭い、端末へと"しまう"。ハンカチに残る赤く滲む其れは、此れまで仕事をしながら見てきた其れと違って見えた。端末に参加者の名前を打ち終える頃、此方を窺うように放たれた問い。 ]
───仕事、だから
[ 少し間をあけて、櫛屋へ歩み寄る。 ]
ほんの興味本位
此処に来れば操作の手がかりがある
そう、思って
[ 道に横たわる櫛屋の身体を背と膝裏に腕を回してグ、っと持ち上げる。白いジャケットに赤が滲むことなど気にせず、近くの建物に座るような形で寄りかからせて ]
……でも、それも最初だけ 今は違う
俺はこのゲームの謎<<パズル>>を解いて
───できることなら、"終わらせたい"
[ それが可能であれ不可能であれ、望むのは終幕。それも無理矢理ではなく、キッチリ解いた後での。 ]
だから、俺は───
(18) 2014/12/12(Fri) 15時頃