ペラジー、行かなくていいのか?
[ふと、隣の魔王の元に戻りそうにないペラジー>>14に気付いてそう尋ねる。
なんとなく、ぼんやり理由は伝わってくるのだけれど。]
お前は魔族の者だろう?
戻らなくていいのか?魔王の元に。
[よっこいせ、とおっさんじみた掛け声と共に腰を上げる。
それからペラジーに向き直って、]
何があったかは知らないが、ここに居てもアレだろう?プライドが邪魔かどうかは知らないが、帰る場所がないってのも悲しいもんだぞ。
[メスィフが死んだ後、自分には帰る場所がなかった。いや、今もなのだけれど。
とんっと軽く背中を押す。]
まあ、どうしようとお前の勝手だけどな。
なんなら、王宮にお前のこと連れ帰ったっていいんだぜ?
[本気か否か。よくわからない表情でそう言ったから、それを知るのは本人のみ。なのだけれど、もしかしたら魔力がリンクしているから向こうにも分かってしまうかもしれない。半分本気なわけだが。]
(18) 2013/11/23(Sat) 10時半頃