― 朝・職員室 ―
せんせい!
[失礼します、と付け足して見回す。
ジェニファーせんせいが居なければ、少し辺りを探して。
声だけはポニテを揺らして廊下を走っていた頃みたいに、華やいでいた]
あのっ。次の大会に間に合うなんて思い上がってはないんです。
でも、もう少し、クビにしないで貰うことって出来ますか?
[せんせいのこと、私には難しくて分からない。
でも私が続けたい、と言うだけでは楽しんでくれないだろうって思う。お姉ちゃんのことだって分からなかったから、自信ないけど]
……私、せんせいに教えられるかもしれないの。
このままでも、これから先楽しめるのかどうか。
すごいでしょ! だからもうちょっと待ってくださいっ。
[成績平均スレスレの私が、せんせいにご教授。
ちょっとしたギャグですよ。いかがでしょう?]
(18) 2017/07/07(Fri) 01時頃