人狼議事

171 獣[せんせい]と少女


【人】 鉱滓皇帝 モスキート

−巨大書庫−
[書庫の奥、滅多に人目につかない窓際の席。
温かな陽の光。小鳥が囀る声。
耳を傾ければ、幼い少女たちの声も聞こえるだろうか?

気が付けば本を片手にまどろんでいたようだ。
ぼんやりと開いた視界には、夢の名残が綿毛のようにふわりと漂っている。
それは風に運ばれて、開いたままの窓枠へ着地した。

それを餌かなにかと間違えたのか。
外から飛んできた小鳥が窓枠に止まり啄んだ。]

 ……悪いね。
 君のために、パンを出すことはできるけれど。
 私のパンでは、君の空腹を満たすことはできないんだ。

[そう語れば、小鳥が無垢な眼差しを向けて小首をかしげた。

私は小鳥に、パンを与えることはできる。
白く、柔らかい、焼き立ての仄かに甘いパンを。]

(18) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

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