―屋敷の前―
…ん、?
[>>14何かに触れられた感覚がして、ぴくりと首を竦める。
しかし不思議なことに、触られたのが何処かが理解できない。混乱して挙動不審になりながら、その場をくるりと一周した所で、視界に探し人の姿が過ぎったのに気付いただろう。]
チャールズ…!!
あ、ああ。
たぶんここが悪魔に関わった者の住処…だな。
オスカーが視ていた世界と言えば通じるか。
[あまりにいつもと変わらない様子に、「ああ、チャールズだ」と暖かい気持ちになったか。
チャールズに角と尻尾を指摘されてその存在に気づき、ようやく自分の変貌を理解したが。大きい動物と言われては、むっとした顔で一言、がう、と鳴きまねをしてみせた。]
そうだな…信じてよかった。
これからずっと、チャールズと一緒に居られるなんて。
夢みたいだ。
(17) kaomozi 2014/07/01(Tue) 22時半頃