人狼議事

166 悪魔の揺りかご


【人】 トレーサー キルロイ

 俺の親父の事を知ってるなら分かると思うが、俺の一族は魂をも食べる事が出来る。
 肉体にある魔力だけじゃなく、魂に宿ってる魔力すらも食べれる。

[この場に漂う死霊も人魂も無く、食べる機会が無く、食べる事は無かった故、誰にも話した事は無かったのだが。尤も、父は冥界から逃げ出す魂を喰らうだけだったし、自分は魂を喰らえだのはほんの数回程度しか無い。]

 早々美味い事は無い、って事か。
 もし耐えられなかったら、どうなるんだ?

[そんな疑問をノストにぶつけながら。
脅威の回復力と、軒並み外れた怪力を手に入れられる。
此れ程自分に似合う様な力が手に入れられるのか、されど上手く馴染まなかったら?
考えが迷いを、躊躇いを生じさせるのだが、脳裏に浮かぶのはグロリアの言葉>>1:347
背中を押す彼女の言葉は、自分に決断を下す力をくれた。]

 よし、吸血鬼になってやらぁ。
 強くなれるなら、俺は歓迎するぞ。
 しんどいのに耐えればいいんだろう?

[そんな問い掛けをすれば、大きく大きく息を吐いてから。
襟を引き、吸血鬼の眼前に首筋を曝け出す。その首筋には、父と決別した際に付いた傷痕が残されていた**]

(17) 2015/08/05(Wed) 01時半頃

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