(そろそろ向かおうか)
[準備が出来た頃合いと同じくなる時>>10
それまで振り回すように駆けていた動きが、ある一点へ向かうように変化する。
一定を保っていた距離を、まるで疲労を見せるかのように、徐々に徐々に縮めてゆく。
一歩ずつ、一歩ずつ。
僅かながら、近づいてゆく背後との間。
近づいてくる怒気の気配に、自然と毛や鬣が逆立つようだった。
そうして相手との射線を遮るように、岩陰へと滑りこむと
思惑通り、距離を縮めんとするキメラは、岩を飛び越えるように飛び上がり、その鋭い爪で危害を加えようと襲いかかってくる]
(………さて、この後はどうしたらいいのかな)
[指示はここまで。
その「瞬間」をとると言っていた彼女はどうするのか。
眼前に迫りつつある殺意の矛を視界に入れながら、これから行われる"何か"を少しだけ楽しみに、笑う**]
(16) 2015/08/09(Sun) 09時半頃