[変な体勢で寝たためにキスをした状態であった端末が突如震える>>@0。その振動はわずかなモノだが、顔面で接触している彼の目を覚ますのには十分なほどであった。]
んお、寝てた。やべぇやべぇ、で、経過は――――
[メールを開き、文を見つめて数秒。端末をポーチへと突っ込み、床に置いていた銃身を手に建物の入口へと急いで移動する。]
待ちくたびれたぜぇ…!
[銃口の向く先はもちろんゲームセンター。入口に変な物体>>3:182が増えていようと関係が無い。
腰に構えた状態でトリガーを引き、唸るモーター音と共に回転を始める銃身。そして一瞬の間の後、最大1秒に100発と言われる弾幕がゲームセンターへと飛んでいく。]
っしゃらあぁぁぁああああああああ!!!
[弾薬ベルトが急速に銃身へと吸い込まれ、弾として役目を終えた薬莢は舗装された地に落ちて甲高い音を奏でる。ゲームセンター全部を巻き込むように銃口を横へとスライドしながら5秒もの間ばら撒き続け、建物内のありとあらゆるゲームを破砕した頃に一度トリガーを離した。]
(16) 2014/12/12(Fri) 14時頃