[差し伸べられた手に、記憶の中の小さくて、紅葉みたい手が重なる。いつか咲く花の為、いずれ膨らむ実の為にと。初夏の光を浴び煌めく葉の、色硝子の欠片よりも強い輝きを放つ翠の瞳は細められ、朝露より澄んだ水を湛えていた。] …もう、がんばりたくない、んです。[抱えていた膝を土に付ける。] 私は…、……ある日突然、身も知らぬ人たちに捕えられました。 彼らは、私の涙…万能の治癒薬とされる、妖精の涙を欲していたのです。 でも、知っての通り私の涙は…薔薇になります。 変だ、と言われました。 普通ではない、と言われました。 わざとできないふりをしているのではないか…と。
(15) 2015/08/07(Fri) 03時頃
sol・la
ななころび
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