―― 寮の相部屋>>8>>9>>10 ――
[>>8不安そうなオーレリアの表情に、大丈夫大丈夫と咳き込むのを抑える手とは逆の手を振りつつ。
わりとあることを伝えたら、今まで考えたこともないと彼女から聞いて、確かに普通はそうだよねと頷いた。
ただ、それが嫌だといった負の感情は抱いていないみたいでよかったと思ったけれど。
どんなきっかけで、そんな質問をしようと思ったのかと思っていると、彼女の方からその日見たことをかいつまんで話された。
ああなるほど思いつつ、きっかけとしてはよかったかなと。
もっとハードなことをしている人もいるとかいないとか噂には聞くし。
割とソフトな方で安心したとかなんとか]
うん、確かに突然そういうのを見聞きしたら驚くよね
私もそうだったし。
[そういって、顔が火照りだしている彼女に、こちらが取材の過程でそう言った場面に初めて遭遇した話も、脚色して話して少しリラックス入てもらおうと。
それが成功したかは知らない。
話した内容としては放課後空き教室で夜のプロレス(暗喩)2歩手前の状況にうっかり気付かず突撃してしまったくらいだが]
(14) 2017/07/11(Tue) 01時頃