[そんなこんなで仕事のため外出する時間になり、階段を駆け上がる。自室に飛び込むと、手早く身支度を整え、いつも使う肩掛け鞄に必要なものを全て用意した。
それから即外出するのではなく、談話スペースに一度立ち寄り、その場にいる住人へ挨拶した。]
中村モンド、いってまいります!本日の使命は、黄金週間の良き思い出として、グルメ三昧に癒しを求める人々の心を潤すこと。
[特撮ヒーローが変身する際に見せるような、謎のポーズをシュパシュパと決めた。
因みに仕事の内容は、駅前で開催される食べ放題のイベント―確実にゴールデンウイークの人出を期待しているのだろう―の接客。先ほどの説明で伝わるかどうかは謎だが、勝利の鍵はイベントの存在を知っているかどうかにかかっている、かもしれない。]
お土産持ち帰る予定ですから、期待してください。では!
[笑顔で手を振ると、談話スペースから1階へ降りて、シェアハウスを後にする。**]
(14) 2019/04/29(Mon) 01時頃