人狼議事

95 天国に一番近い島


【人】 截拳道 カイル

―回想・夕方、アーベル家前→自宅―

[特に理由も無いまま、友人の家を訪ねその扉を叩いたが反応は無く、留守のようで。
待つべきかと少しの間思案したが、結局家主の居ない家に背を向けて自宅へと戻った。

夜、店の方が不意に慌ただしくなって顔を覗かせれば旅行客が暴れていた。
慣れぬ土地に閉じ込められ、挙げ句に殺人騒ぎ。抑えていた不安が酒で溢れてしまったのだろうと、誰かが囁いた。

一応の為と呼んだ自警団が来る間、泣きながら不安を溢す客の相手をした。流れる涙を眺めながら「帰りたい」「家族に会いたい」と呟く声に相槌を打つ。
その気疲れもあってか、夜はそのまま寝てしまった。

昔の夢を見た。何年前の鎮魂祭の事だったか、年の近い四人で屋台を回った時の夢だった。
ソフィ姉が皆を引っ張って屋台を次から次に巡り、グレッグがソフィ姉の景品を持ちながら手を引かれ、リンダがそんな二人を見て笑いながら飴細工を舐めていた。

何故か俺は胸が一杯になってしまって立ち止まっていたら、三人が早くと言いながら手招きしてくる。三人を追い掛けて走り出した所で目が覚めた。

幸せな夢だった筈なのに、何故か頬は濡れていた**]

(13) 2013/09/09(Mon) 16時頃

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