[先客の会釈>>9には同じものを返す。
視線が流れるでもなく止まった気もしたが、よくあること。
街中にいても、辺鄙な場所でも、どうにもこの身形と体格は人目をひくらしい。もはや普通の会社には勤められないだろう、けれどそれでよかった。それが出来るくらいなら、最初からこんななりにはなっていない]
ジュース、今貰えるか
[それからようやく、麦藁帽子を脱いで汗をぬぐう。
短い赤毛が麦藁にひっかかり、所々跳ねている気もしたが、人前で撫でつける仕草は出来ない。なんとなく]
刺身に、 バーベキュー?
それに燻製 ……へぇ、面白そうだな
[ここはバーも兼任しているらしい。
おすすめなどが書かれるだろうメニューボードには、今はお知らせ>>0:62が書かれている。
だから周囲から燻製には何を……なんて聞こえてくるわけで]
ナッツ、 とか……あるのか?
[提案というわけでもなく思わず声に出したのは、好奇心と、少しの食欲。ナッツでもチーズでも、勿論肉でも、燻製はよい酒のつまみになるだろう。酒……は、持ってきてはいないが、この様子ならさすがにそれなりに用意されているだろう、とカフェバーを見渡して]
(13) 2017/07/06(Thu) 01時頃