はぐ、ぁ、……っふ、う、うあぁ……っ
[白く細い太腿から下は、既に赤黒い触手がすっかり呑み込んでいる。
無垢な菊座は、細い触手によってそこが性器であることを学ばされた。粘液まみれの触手たちが群がって、大人の人間サイズなら楽に受け入れられる程度には拡げられた。
びく、びく、と震える腹をずろりと舐め上げられる感触も、媚薬を孕んだ粘液によって甘い痺れとして捉えさせられている。
蠢く触手の海の上にこぼれた汗やカウパーも彼らの養分となるのか、びちびちと音を立てて吸い上げられた。そんな音は気色悪い筈なのに、おかしいのに、お腹の奥がきゅうっと切なくなってしまう。
どうして、どうして。]
ひっ……!?ん、ぁ、やだ、そこ、いやだ、へん、な……ぁ、ぁああんんんんっ……!
[前立腺などという器官が人体にあることも知らないままに暴き立てられ、びりびりと身体を駆け巡る快感の意味も分からないまま――今、2度目の射精を迎えた。]
(13) 2018/02/19(Mon) 01時半頃