[そのまま、渚と歩き続けていれば、やがて校門前に到着する>>0:125。
服装検査が行われているようだったが、自分と渚はそこまで制服を着崩しているわけでもなく、何の問題もなく通り抜けられただろう。
と、視界の隅に止まったのは、職員室の窓から見える南方の姿だった。>>0:103]
お、南方サンじゃん。
……さすがに、この距離から大声あげたら先生に睨まれっかなー。
[折角服装検査に引っかからずに抜けたのに、別件で怒られたら台無しだ。
声を張り上げることは諦め、気づけー!とばかりに威勢よくぶんぶんと両手を振っていれば、隣で渚が人にぶつかったらしく派手に転ぶ>>0:125]
うわ、びっくりした。
よそ見してちゃ危ないぞー、ナギ……
[自分も盛大によそ見をしながら歩いてはいたのだが、それはさておき。
友人を助け起こそうと少し膝を落とし手を差し伸べたが、渚と相手が自分で起き上がる方が早かった]
(12) 2014/10/15(Wed) 10時半頃