人狼議事

239 ―星間の手紙―


【人】 哲学者 エスペラント

[ステラと写った写真があった。
彼女の頭に生えている耳のような触覚が、
嬉しそうにふよふよと弾んでいた。

その彼女の頭を、茶髪の少年が撫でていた。

あの頃は軽く撫でられたけれど、
今はきっと、機械の腕を精一杯伸ばして
やっと彼女の頭に届くのだろう。

触覚のないこの機械の手では、
彼女の白い髪の柔らかさを感じることも、
もうないのだろう。

いつも隣にいた彼女の温かさを感じることも、
もうないのだろう。

それが、とても悲しくて、寂しくて。
名乗る勇気のない自分が不甲斐なくて。
男はまたひとつ、ページを捲る]

(12) 2018/04/28(Sat) 16時半頃

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