[ そうして育まれた月日で わたしは少女は大人と呼んで差し支え無い年頃へと成長した。 カリュクスの白いローブほど光沢があるものではないが。 いつの頃からか白いローブを羽織るようになった。────…少しでも近づきたかった、幼心のせいだろう。 幼い憧れはやまずに 敬愛と憧憬を込めるように 白いローブを常に着るようになった。]
(11) 2018/06/13(Wed) 00時頃