[能力者として名乗りあげるのは、こういう事なのだと知る。
昨日ユージンは自分の事を白状だと言っていたけれど、厳し目の言葉の裏に優しさがあるのではないかを感じていた。
能力を暈しながらリンダを嗜めたのは、霊能者と間違われる事を狙っていたという。もしかすると、盾になろうとしたのでは無いかと思った。
パティを人狼だと主張するイヴォンにも、撤回はしないかと何度も確認していた。彼女がもし道を間違えているのなら、考え直して欲しかったのだろうと思った。
川辺で知り合って、釣りや酒場に誘われて。時々、酷いと思う瞬間もあったかもしれない。それでも、共に過ごす時間は楽しかった。]
………、…っ、…。
[――あの時の誘い(>>3:52)を、受けていれば良かった。
気分が沈んでいたから断って、部屋にすぐ戻らなければ。もっと彼と話す時間はあったのに。
もう、話せない。酔い潰れて床で寝てしまった時の様に、風邪も引かない。
わかっていても、シーツを被せざるを得なかった。*]
(8) 2018/07/31(Tue) 11時半頃