人狼議事

251 洋墨と躍れ、心の随に


【人】 地道居士 エニシ

『鬱黄の暁闇に降りゆく白雪は
 男の手をかじかませ、まるで氷の棺へと
 誘うやうに凍らせてゆくのでありましょう

 見送る女の吐息も白く染まりゆく中
 列車が遠くとおくへ去るまでその姿を眺めていたくて
 男は、その手が固まり動かなくなるまで

 ずっと汽車の窓辺をつかんでいたのです

 嗚。それは縫い留められたかの如く
 細雪が奪うは血潮の感覚でありました』

(8) 2018/10/14(Sun) 08時頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび