人狼議事

14 学校であった怖い話 1夜目


【人】 若者 テッド

[マリアンヌ、という言葉を聴いた瞬間に、はっとして室内を、先ほどまで彼女が居た場所を見る。が、誰もいない。危険だとも思っていなかったのに、突然のことだった。
放送を聴き、ぷつり、テレビに電源が入る音に、室内からそちらへと視線が固定される。何を言っているのか聞こえない。サイモンの時と、おなじように。
そうして、画面の中で、散った姿。]

な、にを……

[セシルの言葉が頭に入ってくる。音の途切れたテレビ、一人減った室内――…ひとり?
顔色は青くなっていた。血の気が下がる音が聞こえる気がする。一番最初に確かめたパティの姿はあったから、少しほっと口元が緩んだけれど。
窓の向こう側、闇が今もざわめいていた。首の後ろが少し熱を持っている気がする。ぺたり、小さな足音がゆっくりと近くなってくるようだった。それでも廊下の音に気を配るよりも、近くに置いた消火器を持ち上げるのが先だった**]

(8) 2010/07/22(Thu) 11時頃

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