―医務室―
[耳をぴたりと床につけて、いつしか彼らの音を追うことに集中していた。
何らかの力で、メルヤの体質が変化したのだろうということは掴める。
けれどそのメルヤのあげる声は、明らかに色に濡れているのに「だめ」「そんなことない」「そんなつもりじゃ」などの否定的なものが多いようだ。>>5:157 >>5:158>>5:166]
あと少し、素直になれてないですねぇ。
[位置は大体把握した。
折角なら主に頂いたこの印で色々試してみようか、と床に手をつけて。
彼らの居る部屋の隅から、触手を生やせないかと力を送る。姿を見せれば、彼らは「いいにおい」がするメルヤの方へ群がっていく筈だ。
部屋にスピーカーでもあれば、もう少し遊ぶことも出来そうなものだが。触手で探ればそれも分かるかもしれないな、と思案しながらヘッドフォンにも手をかける。*]
(7) 2018/03/03(Sat) 19時頃