…案外、寂しいんじゃないか
一人きり、倒されるのを待つなんて、
誰かが来るのを待っているようだ
[突然の問いには思ったことを。>>6
孤独を愛する者だって、心の何処かできっと温かさを求めている気がする。主催者もその一人なのだろうか。
開いた扉の先に円香と流の姿を認める。こうやって目で確認した方が安心できる。百聞は一見に如かず、とよく言ったものか。流を呼び出す様子には、「まるで父親だな」と揶揄を飛ばす。]
おい、レイジ─────
[ふと、端末を開いたとき。届いていた死亡通知に思わず幼馴染の名を呼ぶ。あれだけ警戒していた夜斗が死んだ。しかもよりによって白騎士にやられている。
よく店に逃げ込んできていた夜斗の死は、危険人物が消えたとはいえ悲しくないわけではない。
( …ってことは、夜斗の持っていた羽は白騎士に……?)
そうとなるとかなり厄介だ。
話し合いでどうとなる奴ではなさそうだが、目指す望みは同じ───そう説明すればわかってもらえるのだろうか。万が一戦闘になった場合、南方はトラウマとなっていないだろうか、自分らで勝つことができるのか───]
盤面が、動いたな
(7) 2014/06/26(Thu) 12時頃