人狼議事

193 ―星崩祭の手紙―


【人】 対面販売 クリスマス

[まさか、その星が大きな悩みを、問題を抱えているなんて遠いワタシには知る由もなく、呑気に楽しい事を考えていた。
そしてまさか、この会話が手紙をやり取りしたあの親子だなんて。
続いて聞こえてきたのは少し幼い声。その声はワタシより年下のようだった]

「ほし、ほしぃ〜〜!…………パパンとママン……一緒………暮らしたかった……」

まさか、この子はファミリーがいないのかしら…そんな……っ!
「ほし」というのはお友達のお名前?独りぼっちじゃないのね、よかったわ…でも。

[目の前の機械をきゅ、と握りしめると浮かれた様子から一転、俯いて。テーブルの下でゆらゆら揺れる足も止まった。]

いつか、いつかワタシが宇宙を飛べるようになれたとしたら、アナタの星に行くわ。アナタのお友達になりたいの!

[届くはずのない声を、機械に向けてワタシは語りかける。
まだ続く彼の声が聞きたかったけれど、声は雑音と共に遠ざかってしまった]

(7) ymdhrk 2016/07/21(Thu) 00時頃

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