……ぁ。ヤナギ、さん
[下肢を白で汚し、アスコットタイも下穿きも床に落とし
泪を零しながらぼんやり虚空を眺めていた時か
声と共に手が伸び、火照る身体に彼の指が触れる>>5
びり、と甘い刺激が奔るが、其れを物足りないと感じてしまう
男を知った己の躰が恨めしい憎らしい]
――きを、つけて、擬態、さ……
[坂町が、と言おうとした時だ
身体の奥が急激に疼き、瞳を見開き痙攣と共に目の前で絶頂に到る]
ひ、ぃ、っ
[雄芯を。あの暑くて太くて硬い物を咥えたくて咥えたくてたまらない。嫌だ、いやだ
こんなのを耐えながら正体を告げる?助けてもくれなかった、相手に
無理だ、嫌だ。浅ましく男を求める身体なんていらない欲しくない
人の前で吐精をしてしまったのすら恥ずかしくて消えたくなるのに
この上無様を晒すなんて。男を求める姿をさらすなんていやだ、いやだ]
(6) 2016/06/11(Sat) 12時頃