[知らない子ばっかりでとても緊張していた。ましてや、隣の城前が常にプルプルしているので一緒になってプルプルしていたら……
緊張のしすぎで眠ってしまっていたらしい。この辺、…は割かし図太い。
ブルル、と着信を告げる携帯のバイブ音。ハッとして起き上がると、周りには誰もいない。かなり物悲しい。さすがに眠気も吹っ飛んで、寝ぼけた頭をふるふると振った。
よだれ、垂らしてないよね?!
慌てて顔を拭ってみるが、それは大丈夫だったようだ。しかし彼女は気付いていない。眉辺りで切りそろえられた前髪が、ぴょんと跳ねている事に。]
あっそうだ携帯!誰からだろう
[ごそごそとポケットを漁り、取り出した携帯には親友からのLINEの通知>>2:-50
相変わらずひどい誤字に、くすりと笑いながら返事を打つ。
これだけは、私の方が彼女より上手。]
(5) rei0x0 2014/10/19(Sun) 21時半頃