人狼議事

135 赤い月夜の吸血鬼


【人】 放蕩者 ホレーショー


[微睡みとは死の模倣に他ならない。


その異界の城奥に据えられた屍櫃は、木でも石でもなく硝子で構成されていた。
青、赤、緑、茶…あらゆる色を内包した結果の、黒。

墨を流したような不透明な硝子の棺桶は、まだ100年を少し過ぎた程度の近代の技術。
それはとりもなおさず、この棺桶の主が最後に眠りに就いた時期を示してもいた]



[蓋に施された意匠のひとつが、解けるように屍櫃を離れて宙へ浮く。
硝子の翅を震わせる黒い蜻蛉は暫く蓋の上をホバリングした後、ついと直線的な軌跡を描いて、

模倣された死に浸された墓廟を離れ、断絶の彼岸――時を刻む現し城へ飛び立った**]

(3) 2014/10/06(Mon) 20時頃

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