[歪んだ口許から先にこぼれたのは鈴を転がす様な少女の声。次いで聞こえたのは、まだ高さの残るあどけない少年の声。其れはクスくすと笑いながら、指先を動かし黒い小さなつむじ風を生み、その風は瞬く間にサイモンを囲んだ。黒いつむじ風だと思ったそれは、旋風状態で羽ばたく小さな蝶と蛾の集まりだった。つむじ風の檻の様なそれでサイモンを捕らえ、己の眷属の羽ばたき音を厚くしてサイモンの叫びを封じる。]「これ、どうしようか」『そうねぇ、どうにかしてくれるんじゃないかしら』[ひとつの身体で2人の其れは囁き合い、館にいる者へと任せるという案に落ち着き、そうして己の周りに浮かばせた十一個の鏡へと視線を戻した。]
(2) 2014/07/08(Tue) 01時半頃
sol・la
ななころび
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