人狼議事

251 洋墨と躍れ、心の随に


【人】 看板娘 櫻子

── 人気のない路地 ──

  …… なん、で、
  願いを叶えてあげられたら、

       うちらは記憶領域に還るはず、や、て、

[ 路地の壁にその背を力なく預けて。
 娘の容をしたそのヒト型は、
 呆然と、石畳を凝視していた。

 季節を外れて狂い咲いた、異国の春の花めいて。
 鉄錆の匂いではなく、
 いとけない果実の甘酸っぱさでもなく、

 紛れもない、洋墨の香りと。
 石畳の隙間に零れた薄桃の液体]

(1) 2018/10/07(Sun) 22時頃

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