―BAR 自室 ―…[声が。震えていることに、目の前の人間は気付いていないのだろうか。心配するような言葉の中に滲む、恐怖。怪我をしているとはいえ、紅い瞳に映る私は今までと何ら変わらない。私はずっと。私のままだ。]私がどうしようと…どうなろうと[…けれど、きっと。]君に応える必要、ないと思うけど[変わってしまったのだろう。変わって。しまうのだろう。]知りたいなら、教えてあげる[エフェドラは面倒臭そうに髪を掻き上げる。]
(0) may-schnee 2013/09/17(Tue) 22時半頃