ん……オーレリア?[>>3:113掛けられた声は確かに自分の名前を呼ぶものであった。其れは先程聞いたオーレリアの声と同じもの。薔薇の蕾の中で赤に溺れていた身とも、猫に舐められ逃げてしまった時とも違う声ではあったがその魔力は確かに彼女自身のものに感じられた。声の出所は何処であるのだろうか。...は周囲を見回し、声のした樹の根元の方へと歩み寄った。近づけば其処は小さな身体が隠れられそうな隙間があり、奥にオーレリアの姿を見つければ...は穏やかな笑みを浮かべた]オーレリア、どうしたの?此処に何かあった?[ママと呼んでくれないことに少しばかり肩を落としていたが、其れでも...はオーレリアへと手を差し伸べていた*]
(0) 2015/08/07(Fri) 00時頃