[ゆるく体重をかけるようにもたれかかりながら、啄むようにおでこや頬にキスをして、下腹に手を伸ばして優しくなでて、術式が起動する。
胎にあった熱はレナータの体に徐々に巡っていき、ゆったりとぬるま湯につかるような心地を与えただろう。
そして、下腹にあった印と胎の熱が消える頃には]
どうだ?よくなったか?
[ゆっくりと中から肉棒を抜き取り、それでも優しく抱きしめるようにしながら、そっと包帯の一部をとると、痛々しかった火傷の痕から元の肌に戻っていたのが見えただろう。
そのまま他の包帯も解いていくと、治りきってない箇所もあるものの薬を塗っておけば後にも残らないほどの傷痕となっていて]
ん……これで元の美人さんが見えるな。
[ちゅっとおでこにキスをして]
疲れただろう。今日のところは休め。
…安心しろ。起きたらまたたっぷりと求めるから、な?
[身を清めるように術をかけ、毛布をかけると眠りを促した*]
(=107) 2019/12/15(Sun) 21時頃