…っ、ん …は、い。
[こちらのお願いはどこまで通ったか、少なくとも私にもさせて欲しいと願った事は受け入れられて。
レナータ、と初めて呼ばれた響きは眠りに落ちる前伯爵が紡いだと同じ甘さを感じて、ぴく、と身体が小さく跳ねた。
密かに足を摺り寄せて更に蜜が溢れたのを誤魔化そうとしたけれど、持ち上げられ、またぐようにヌヴィルの上へと乗せられれば隠すことも出来ず]
え、ぁ、あの、これ…っ
[自分から見せつけるような体勢も、剛直を見せつけられるような顔の近さも、羞恥を掻き立てるもの。
なにより、私が今から何をするか、されるかが伯爵からよく見えるだろう。
そう思えば、恥じらいと、それに煽られてより増す性感が垂らした蜜が、またがる男の胸を濡らしていって。
ふる、と震えながら、おそるおそる屹立するヌヴィル自身へと口付け、舌を這わせ始めた*]
(=61) 2019/12/14(Sat) 23時頃