………ベネットさん。[片膝で乗り上げ、ぎ、とベッドが軋む。ふらりと腕のなかに誘い込まれるまま、今度は正面から唇を合わせた。近い体温と、早い心音が重なるのに興奮して、顔の角度を変えては深く、舌を蛇のように交わらせて] ふ、……ぅ、ん。[少年少女の瑞々しい性の延長の、生々しい熱。酔うように味わって、僅かに息を漏らす。自分の青さを思い知る心地がする。悪い男、などと言いながら惑うばかり。余裕は一切なくて、欲望を兆しつつあった]
(=30) 2018/12/23(Sun) 18時頃