[浮かび上がった問に、ゆるゆると首を振り、口を開いた。]ええ、あの人はもういません。でもね。きっと、僕は変わりません。ずっと、永遠に。[相変わらずの、光の無い目をそちらへ向ける。だって自分は犬だから。主人がいなくとも、ずっと待ち続ける犬だから。庭師の反応は、どうだっただろう]**
(=26) 2016/08/01(Mon) 16時頃