[>>=23これでも馴らした――とまでは言わないが、それなりに遊びはしてきた。
一夜限りのこともあれば、長く続いたこともあるけれど、ここまで興奮したのは一体いつぶりのことだろう。
それが酔いのせいだけではないことは分かるが、よもや湯に秘密があろうとは思い至らない。
となれば必然的に、ばくばくと心臓がうるさいのは、自発的な何某かだと勘違いすら起こしてしまう、わけで。]
……団、もっと、……名前、呼んで……
[出来ることならば肩口に埋められた顔を下から覗き込みたい。どんな表情で、俺の手で感じているのか見てみたい。
更に言うなら、短い髪を撫でてみたい。
しかし、そんな動作を取る余裕は、>>=24与えられた許可に霧散する。
もっと噛んで、なんて強請る声も発せられず、ただ喉仏が上下するだけで。]
ん、……ッあ、ぁ……っ!
[>>=25吐息混じりの声が聞こえたかと思えば、手の中で隆々とした性器が震える。
同時に促されるまま、俺も団十郎の手の中に精液を吐き出す。
しかしそれは透明な湯を汚すだけで、ふわふわと漂って流れていく。]
(=26) 2017/06/03(Sat) 23時半頃