[もし、あたしの普段のやりとりも、この声のパイプを通って船頭さんのほうへ届いていたのなら、きっとわあわあと慌てて繕う余裕がない声か、子守唄が時折届いていたでしょう。 あたしのほうから、問いかけをしたことはまずありませんでした。 独り言や鼻歌があれば、それで充分だったのです。]
(=8) 2018/07/25(Wed) 19時頃