[>>+125唇が離れてゆけば、口腔に溢れていた唾液が、重力に引かれてだらりと落ちた。
拭うこともしないまま、狭い空間に反響する嬌声に耳を囚われ、より高い声を聞きたがるかのように、腸壁を擦り上げる。]
……ゥ、っ…… ぐ
ッは……、ぁ…………ッ
な、に……… どこ、が……、ッ……
[悦いところを探るなどという芸当も、余裕もないが、情欲のままに貪れば、ライジの腰の揺れも相まって、自ずとその箇所を執拗に抉ることになるのか。
そうすれば無論、こちらの限界も忽ち迫り、その前に……という風に、ライジの雄を握り、達せさせようと強く扱く。]
なに……が……ッ……
……っ ふ………、 く、ッ……!
[駄々っ子のように首を振られたところで、やめるつもりなど毛頭ない。
大体、そんなに背中に爪を立てられしがみつかれ、甘く啼かれてしまっては────]
(+132) 2015/11/21(Sat) 19時頃