[此れ程、動揺した事はあっただろうか。視線は眼鏡の奥で彷徨い、彼を直視できない。羞恥は秘密がばれたことと、よりによって彼に明かしてしまった事から、更に高まって。思わず、彼の言葉。作家を目指しているという言葉に首を振って] ……そんなんじゃ…… …?? 新鮮だろうか、えっとすまない。[慌てて手を振る彼がちょうど見え。きょとんとしてしまう。ぽんぽんと軽く叩く手の温もりに少し落ち着きを取り戻す。そのせいで目を細める彼の顔を間近で見てしまい、声を飲み込んだのだけど]
(+111) 2019/08/06(Tue) 23時半頃