[聞き覚えのある大声に一瞬そちらを振り向く。──北見圭一。こいつは死んでも尚俺の目の前に現れるのか。それから「鮫は」という言葉に弾かれるように距離を取ってそちらを向く。] コイツ コンポーザー モリク ケスッテ![端的にそう伝えると無性に彼の、フィリップの無事を確認したくなった。でも、今この場には来てほしくない。彼に鮫を遭遇させたくなかった。こんな思いをするのは自分一人で十分だから**]
(+101) 2016/06/15(Wed) 01時頃