─コンビニ─
[校舎に向かう前。
俺が買ったのは卵サンドの他に惣菜パン二つとミルクティー。
それとド派手なピンク色のゆうちぇる靴下に質素な黒い靴下。
他には炭酸飲料水も買ってたっけ。
その時はいつもと同じ日常が繰り返されるものだと思ってた。
つまらないのとで笑って退屈だけど嫌いじゃない日々が繰り返されるものだと思っていた]
なあ、香坂。
[いつか宍戸に分けてやった鮭おにぎりや、あいつが気に入ってたグミとか色々を突っ込みながら声をかける]
お前の歌、聞こえたかな。
[尋ねたのはいつか雨が降る前に交えた言葉を彷彿させるもの。
彼女が覚えているかも分からないし、彼女が残したマネキンをこの目にしていなかったから分からなかったけども。
とある男子生徒A以降、少しだけ気まずくなっていた女生徒にレジへと向かいながら声をかけた]*
(+83) 2016/09/24(Sat) 13時頃