──少し前──
[何気なく夢のことを話すと、千景が動揺したように…の方を見上げ、手を強く握る>>+49
そして、彼もまた夢の内容を話し始める。]
……俺のも、同じ夢だ。
大雪の日に、学校に閉じ込められて、出られなくなる。
一緒に閉じ込められてたのは、文化祭実行委員のメンバーだったんだけど……。
皆で出る方法を探してるうちに、チャイムが鳴って、そのたびに誰かが消えていっちゃうんだ。
[驚愕しながら、…も夢の詳細を話す。
血を流すマネキン、その光景はあまりにも凄惨過ぎたから「消えていく」という言葉で誤魔化しはしたけれど、それが千景の見た夢と同じであることは十分に伝わっただろう。
…はどんな反応を返しただろうか。
続けて、千景が告げた「由良が傷つくであろうことをした」という言葉の意味は分からなかったけれど、夢のことで彼を問い詰めるのも躊躇われて]
……そっか、ありがとう。
[「おあいこ」と笑ってくれる優しさの方へ、礼を返した]
(+82) 2014/04/19(Sat) 20時頃