[神崎を信用できない。彼女の言葉(>>+67)。聞いて、顔を上げ、ようやくその顔をまともに見る。
手で顔を覆って、きっと、泣くと思った。
抱きしめて、大丈夫だから。と、気休めの言葉を吐こうと思った。
けど、彼女は、泣かなかった。顔を上げた彼女の目は、静かだった。
こんな状況なのにそのことに驚いて。]
里紗。ちょっと、向こうに行こう。
私が「帰って」からの話し、聞きたい。
ごめん。多分、話すのがつらいところもあるけど、全部聞きたい。
[そう言って、直ぐ近くのロビーまで手を引いて、ソファに座るよう促した。
電話をする前、鞍馬が言っていた。
首を絞められて、髪を振り乱して、苦しそうだった櫻子のマネキン。(>>+30)
思い出す。委員長のマネキンと、床に広がる赤。
多分きっと、他の人も似たものなのだろう。思うけれど、それも含めて、神崎に閉じ込められていたときの様子。全部知りたいと思った**]
(+77) 2014/04/19(Sat) 13時半頃